人間中心デザイン(人間中心設計・
HCD) の大学/大学院レベルの教科書としても使える書籍である、2013年5月に刊行された「人間中心設計の基礎 」(HCDライブラリー第一巻) (近代科学社 刊)の読書会をhcdvalueとして開催したいと思います。

■対象の書籍

「人間中心設計の基礎 」(HCDライブラリー第一巻) (近代科学社 刊)

■今回の読書対象の章

第2章「ユーザビリティ」

• 発表担当：渡辺さん

第9章「質問紙調査とフィールドワーク」

• 発表担当：白澤さん

■参加者ルール

• 明示的なhcdvalueメンバー 以外 でも参加可能
• 参加者は該当箇所は最低でも 1回 は読んでくる
• 1回で2〜3章分を、 前半(1〜7章)の概念編と、 後半(8〜15章)の方法編から1章ずつ読む
• 持ち回りで、1〜2人が発表資料(15〜20分版x2)をつくる
• 20分程度の発表の後、ディスカッションをする
• ディスカッション中の質問と議論の結果は「TrelloのHCDライブラリー読書会ボード」にまとめる。
• 回の最後にふりかえりをして、次の日程を決める

その他希望や進め方のアイデア、会場提供可能な方、などコメントください。

読書会タイムテーブル案

時間	内容
19:30-19:40 (10分)	趣旨確認と自己紹介
19:40-20:00 (20分)	前半の発表
20:00-20:30 (30分)	ディスカッション
20:30-20:40 (10分)	休憩
20:40-21:00 (20分)	後半の発表
21:00-21:30 (30分)	ディスカッション
21:30-21:45 (15分)	本日のふりかえりと次回日程の確認
21:45-22:00	バッファ
-22:00	完全撤収

読書会スケジュール(予定)

月1回でスケジュール引いてみました。

日時	読み合わせる章
12月4日(水)	第1章「人間中心設計とは」 第8章「利用状況の把握」
1月28日(火)	第2章「ユーザビリティ」 第9章「質問紙調査とフィールドワーク」
2月？	第3章「ユーザエクスペリエンスへの道」 第10章「結果分析から要求の明確化へ」
3月？	第4章「ユーザエクスペリエンス(UX)」 第11章「デザインのための基礎知識ー人間工学と認知心理学」
4月？	第5章 「人間中心設計のプロセス」 第12章「デザインのアプローチ」
5月？	第6章 「人間中心ライフサイクルと成熟度」 第13章「デザインの実践」
6月？	第7章「人間中心設計の人材」 第14章「デザインの評価1」 第15章「デザインの評価2」

■HCDライブラリー読書会のインセプションデッキ(の一部)

われわれはなぜここにいるのか

• 我々は人間中心設計(HCD)の基礎力を高めたい。なぜならば、個々に開催されているワークショップによりHCDを体験的に学ぶ場は増えているが、全体を体系立てて基礎から理解できる場はまだ少ない。「人間中心設計の基礎」と称される本書籍は、体系立てて理解をするために足掛かりとなる良書であり、これにより基礎力を高められると感じた。
• また、読書会により理解を深めることとしたい。なぜならば、以前開催したISO9241-210読書会にて、個人で読むよりも、他者と読み合わせることでより理解が深まることを体験できた。

エレベーターピッチ

• 現場で実践するためにHCDをより理解したいと望んでいる
• HCDに興味を持つ方々にとって
• HCDライブラリー読書会は
• 継続的に開催される読書会イベントです。
• これはHCDを実践するための手法や考え方を提供する
• 他のイベントと違って
• HCDライブラリー読書会は基礎力を強化する足掛かりを提供できます。
• また、これは個人の理解を深める
• 個人の読書と違って
• 他者との関わりの中で理解を深める場を提供できます。